科学技術の進歩とともに,機械,電気・電子,建設・建築,エネルギープラント,情報関連機器等の広範な産業分野で,新技術や新製品が次々に開発され,我々に便利で快適な日常生活を提供している.これらの各種工業製品において,近年,大型化・マイクロ化・情報化等が複合的かつ重層的に進んでおり,地球環境問題やエネルギー問題等の人類共通の新たな課題にも直面している.また,製品そのものの安全性や信頼性を確保すべきことは云うまでもないが,製品がシステムとして構造的に複雑化するほど,ひとたびシステムの一部に損傷や破壊が発生すると,その被害が従来以上に拡大されることとなり,関連するシステム全体の信頼性を保証する必要がある.ICT化が進んだ現代社会では,いずれかの機器の細部の損傷や不具合により,瞬時に地球的規模の混乱が発生することにも直結するから,このような被害を最小限に留め,人間の生命や社会の安全を保証するための基盤技術の確立が強く望まれている.
 信頼性工学部門委員会は,この観点から「材料」を介して種々の工学分野を横断的に結び付けながら,我国にこの信頼性工学を確立・普及させることを目的に設立され,本学会の他の部門委員会は言うに及ばず他の学会とも連携して幅広い委員会活動を展開している.


新着情報

公開部門委員会 - 疲労部門委員会・信頼性工学部門委員会合同  →【中止】
        日 時: 令和2年5月29日(金)   13:00-17:00
        場 所: 電気通信大学

信頼性フォーラム - 最新情報処理技術を駆使した新しい信頼性・安全性  →【中止】
        日 時: 令和2年5月30日(土)9:00-11:10
        場 所: 電気通信大学



木村雄二先生が「令和元年安全功労者内閣総理大臣表彰」
この度,本委員会の委員 木村雄二先生(工学院大学名誉教授)が令和元年安全功労者内閣総理大臣表彰(産業安全関係)を受けられました.木村先生は平成8年から現在に亘り,国の産業構造審議会をはじめ,高圧ガス事業所の認定事前調査,保安検査,事故調査などに関わる多くの事業において,特に使用中の設備の損傷(腐食,疲労等)評価の分野の専門的な知見により事業の推進にご尽力されております.近年では,高圧ガス保安に係る新制度の策定など,高圧ガス保安の制度構築に係る事業に技術面のみならず施策面においても,多大な貢献をされております.このような功績から,今回表彰されました.


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