第100回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 平成14年4月26日(金) 10:30〜17:00
場所: 川崎市産業振興会館9階 第2研修室
出席者:岡部永年委員長,板垣浩,糸井達哉,井面仁志,越智紗香,甲斐芳郎,辛島恵美子,神田誠一,倉敷哲生,合田公一,酒井信介,酒井達雄,酒井理哉,佐久間俊夫,座古勝,白木渡,鈴木章彦,宋玉中,高垣昌和,高田毅士,高橋徹,田中泰明,堤三佳,中川隆夫,西島一欽,西島敏,華表良介,濱田知孝,平田英之,藤岡照高,藤原源吉,藤山一成,の各氏 計32名

委員会議事:
1.前回議事録承認の件
 堤委員より,前回の主な記載事項についての紹介があり,各項目を確認の上,承認した.

2.会誌「材料」特集号・MSRI特集号の件
 田中代表幹事より平成15年1月予定の「材料」信頼性小特集号について9編の投稿があったとの旨,報告があった.また英文誌「MSRI」で平成14年9月予定の信頼性特集号について,Guest Editorの岡部永年委員長より,最終的に14件の投稿があり,いずれも査読に入ったことが報告された.

3.第51期通常総会併設行事の件
 本部門委員会が2002年5月の材料学会第51期通常総会併設行事として企画しているフォーラム「材料リサイクルとエコデザイン」について,担当の酒井達雄副委員長から当日のプログラム等の準備状況が説明された.また同じく企画のオーガナイズドセッション「機器・構造物の安全設計と信頼性確保」について担当の倉敷委員から講演プログラムと準備状況が説明されるとともに,優秀講演賞審査への協力依頼があった.

4.金属材料疲労信頼性評価標準制定の件
 材料学会創立50周年記念事業の一つである「金属材料疲労信頼性評価標準−S-N曲線回帰法」発行について,酒井達雄副委員長より最終原稿が示され,最終の印刷作業中であり販促案内を準備中との旨,報告があった.本委員会として今後の300部販売を目標とした頒布促進に努めることが確認された.

5.JCOSSAR2003の件
 2003年開催予定の「第5回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR2003)」について,実行委員長就任予定の酒井達雄副委員長より,@本年度7月開催予定の第1回実行委員会, A幹事学会予定の日本材料学会への支援依頼,B開催要領案,等の準備状況が説明された.

6.第19回材料・構造信頼性シンポジウムの件
 本年度に第19回材料・構造信頼性シンポジウムを開催することとし,審議の結果下記の要領で臨むこととした.なお基調講演等のテーマの方向性は今後さらに審議することとした.

  開  催  日 :平成14年11月18日(月),19日(火)
  会    場 :東京大学山上会館
  講演募集分野  :A.材料信頼性,B.構造信頼性, C.リスク管理,D.品質管理・保守点検,E.実機・実製品の信頼性保証,F.データベース・データ解析,G.信頼性理論,H.その他
  講演申込締切  :平成14年8月30日(金)
  講演原稿締め切り:平成14年10月18日(金)
  会場現地担当者 :酒井信介副委員長,高田毅士委員

7.次回委員会の計画について
 次回以降の定例委員会の開催予定を以下のようとした.

  第101回
    日時:2002年9月中旬
    会場:中部地区
    担当:河本 洋 委員

  第102回(関西地区:詳細未定)

8.研究分科会の件
 「金属材料疲労信頼性評価標準−S-N曲線回帰法」の発行を受け,次段階である疲労信頼性設計基準制定のための「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」を発足する準備にかかったとの旨,酒井達雄副委員長より報告があった.

9.その他
 岡部委員長より,これまでの特集号掲載論文で合本を作ってはどうかとの提案があり,本学会編集委員会に諮ることとした.


研究討論会:
 1. 信頼性工学手法の環境問題への応用
       東京大学 酒井信介 委員
 
 2. 香川大学工学部の新しい取り組み
      香川大学工学部長 石川 浩 委員,香川大学工学部 白木 渡 委員
 
 3. 信頼性工学と思い出
      横浜国立大学 板垣 浩 委員
 
 4. 金属材料の確率疲労および関連する問題
      (元)金材技研 西島 敏 委員


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