第102回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 平成14年12月6日(金) 10:30〜16:50
場所: 日本材料学会 3F 会議室 〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
出席者:岡部永年委員長,伊原千秋,菊川 眞,倉敷哲生,小木曽望,酒井達雄,田中泰明,堤 三佳,寺前哲夫,中井啓晶,中川隆夫,中西康雅,花木 聡,古田 均,松下亮介,向井一弘,森川英典  の各氏。計17名

委員会議事:
1.前回議事録承認の件

 堤委員より、前回の主な記載事項についての紹介があり、各事項を確認の上、承認した。

2.会誌材料特集号の件
 田中代表幹事より会誌「材料」に平成16年1月予定の信頼性小特集号について編集日程等の説明があり,平成15年4月初旬を締切として広く投稿を勧奨することとした。

3.第19回材料・構造信頼性シンポジウム総括の件
平成14年11月に開催された第19回材料・構造信頼性シンポジウムについて倉敷企画事業委員より収支決算が報告された。

4.第52期総会併設行事企画の件
 次期第52期総会の下記併設行事について,各担当の岡部委員長と酒井達雄副委員長より編成ならびに機器展示手配等の準備状況が報告された。
オーガナイズドセッション「先進材料開発と信頼性設計・評価」
オーガナイザ:河本 洋,合田公一,岡部永年
フォーラム「超高サイクル疲労試験技術の新展開」(疲労部門委員会との合同企画)
コーディネータ:酒井達雄,越智保雄

5.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について,主査の酒井達雄副委員長より,両部門委員会委員へ案内予定の趣旨説明文とアンケート文が紹介された。この中で,本委員会の活動がS-N曲線モデルの選定と確率疲労特性の解析を経て,疲労信頼性設計法の検討へ至るとする方針が説明された。

6.JCOSSAR2003の件
 平成15年11月開催予定の「第5回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR2003)」について実行委員長の酒井達雄副委員長より募集要項とパンフレットが示され、オーガナイズドセッション一覧および各学協会への協力依頼状況が説明されるとともに,本部門委員会内においても広報と講演勧奨に努めることが確認された。

7.その他
1)岡部委員長より会誌「材料」での連載講座企画の提案があり,平成16年5月以降に掲載の予定でテーマを募ることとした。また,酒井達雄副委員長より疲労部門委員会との合同はどうかとの案が出され,  岡部委員長が折衝にあたることとした。
2)部門懇談会に参加した田中代表幹事より以下の議事報告があった。
 a)総会での公開部門委員会の参加費は1500円とする
 b)会員増強として各部門委員会につき賛助会員1件,学生会員2〜3人の新規開拓に努める
 c)予算繰越金を少なくするため、引当金、積立金等への振替を行う
 d)予算承認を3月とする
 e)学会からの部門委員会への交付金は年3回の委員会開催で12万円とする


研究討論会:
 1.「信頼性基準に基づくコンクリート構造物の維持管理と性能保証」
          神戸大学 工学部建築学科 森川英典 氏

 2.「超音波による材料評価−超音波音速,減衰,散乱特性からの鉄鋼材料の劣化評価技術−」
          非破壊検査株式会社 技術本部安全工学研究所 診断技術開発グル−プ長 向井一弘 氏

 3.「複合材料の信頼性に基づく最適設計とその問題点」
          大阪府立大学 大学院工学研究科機械系専攻 小木曽 望 委員


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