第103回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 平成15年4月25日(金) 10:30〜17:00
場所: 愛媛大学地域共同研究センター4F 会議室  〒790-8577 愛媛県松山市文京町3
出席者:岡部永年委員長,井面仁志,鏡渕英紀,合田公一,酒井達雄,白木 渡,高田毅士,堤 三佳,花木 聡,藤山一成,藤本由紀夫,藤原源吉,松島 学,松保明憲,の各氏。計14名

委員会議事:    
1.前回議事録承認の件

 堤委員より、前回の主な記載事項についての紹介があり、各事項を確認の上、承認した。

2.会誌材料特集号の件
 会誌「材料」に平成16年度1月号予定の信頼性工学小特集について田中泰明委員より,9件の投稿論文が受理され審査手続きに入ったとの旨,報告があった.これらの論文について9月までに掲載可となったもので特集号目次案を作成し,10月の編集委員会に提出することとした.

3.第52期総会併設行事企画の件
 次期第52期総会の下記併設行事について,各担当の合田委員と酒井達雄副委員長より当日のプログラムが配布され準備状況が報告された。

  オーガナイズドセッション「先進材料開発と信頼性設計・評価」
    オーガナイザ:河本 洋,合田公一,岡部永年
  フォーラム「超高サイクル疲労試験技術の新展開」(疲労部門委員会との合同企画)
    コーディネータ:酒井達雄,越智保雄

4.前年度事業報告・本年度計画の件
 田中代表幹事より平成14年度事業報告および平成15年度計画に関する説明があった.同時に平成14年度収支決算および平成15年度予算案についても報告された.

5.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について,主査の酒井達雄副委員長より,両部門委員会委員を対象に行ったアンケートの集計結果が報告された.また本企画の最終目標としての標準化に際しては国立研究機関等との提携も必要であるとの意見が述べられた.

6.JCOSSAR2003の件
 2003年11月開催予定の「第5回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR2003)」について実行委員長の酒井達雄副委員長より募集要項とパンフレットが示され、オーガナイズドセッション一覧および各学協会への協力依頼状況が説明されるとともに,本部門委員会内においても広報と講演勧奨に努めることが確認された。

7.委員会の運営体制について
 現在の委員長を務められている岡部永年愛媛大学教授には2003年度の継続をお願いするとともに,次年度以降については交代を検討することとした。

8.次回委員会開催計画の件
 次回以降の定例委員会および幹事会開催の日程について以下のように決定した.

 2003年度幹事会
  開催日:7月中旬〜8月上旬頃,開催地:未定,担当:堤 三佳委員

 第104回定例委員会
  開催日:2003年9月17日(水),開催地:東京,担当:高田毅士委員

 第105回定例委員会
  開催日:2003年12月19日(金),開催地:関西,担当:酒井達雄副委員長,田中泰明委員

 第106回定例委員会
  開催日:2004年4月頃,開催地:香川,担当:白木 渡委員

9.その他
 酒井達雄副委員長より材料学会の運営状況の説明があり,特に英文誌MSRIについては休刊予定の深刻な状況であるため各部門委員会より援助金を拠出してはどうかとの提案があった.これについて今後,他部門委員会と協議し対応することとした.


研究討論会:
 1.「構造物の信頼性評価と信頼性設計」
     香川大学工学部信頼性情報システム工学科 井面仁志 委員

 2.「コンクリート構造物の劣化とライフサイクルコスト」
     香川大学工学部安全システム建設工学科 松島 学 氏

 3.「構造物の性能設計と合意形成」
     香川大学工学部信頼性情報システム工学科 白木 渡 委員


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