第104回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 2003年9月17日(水) 11:00〜17:00
場所: 東京大学山上会館002会議室  〒251 文京区本郷7-3-1
出席者:岡部永年委員長,飯島一博,岡島智史,越智保雄,鏡渕英紀,加藤肇彦,河本 洋,倉敷哲生,酒井信介,酒井達雄,白木 渡,鈴木 誠,高田毅士,田中泰明,堤 三佳,西島 敏,花木 聡,藤原源吉,弥富政享,山口 真,横山 喬,渡辺 悠,の各氏 計22名

委員会議事:
1.前回議事録承認の件
 堤委員より,前回の主な記載事項についての紹介があり,各事項を確認の上,承認した.

2.会誌材料特集号の件
 会誌「材料」に2004年1月号予定の信頼性工学小特集について田中泰明委員より,編集状況の説明があった.現在審査手続き中の論文については9月末までに掲載可となったもので特集号目次案を作成し,10月の編集委員会に提出することが確認された.
 会誌「材料」に2004年秋からの掲載予定で連載講座を企画することとし,岡部委員長より内容の具体案が提示された.また,連載講座については,現在の編集規定が執筆者を会員に限定していることは学会発展の妨げであるとの立場から,田中泰明委員より編集委員会に規定改定を提議して審議をお願いすることとした.

3.第53期通常総会併設行事の件
次期第53期総会の併設行事について本部門委員会からは以下のオーガナイズドセッションとフォーラムを企画することとした.

 オーガナイズドセッション「機械・構造物の信頼性評価」
  オーガナイザ:酒井信介,花木 聡
 フォーラム「産業界における信頼性工学応用の現状と課題」
  コーディネータ:岡部永年,高田毅士
 (上記オーガナイズドセッションについては材料開発の話題も含むものとする.)

4.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について,主査の酒井達雄副委員長より委員会参加者リストおよび2003年7月に開催された第1回委員会の議事録が報告された.報告された主な議事内容は,@設立までの経過報告,Aアンケート集計結果,B基本方針と作業計画,であった.

5.JCOSSAR2003の件
 2003年11月開催予定の「第5回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR2003)」について実行委員長の酒井達雄副委員長よりプログラム,収支概算等の準備状況が報告された.このうち海外からの招待講演の費用について,20万円程度を本部門委員会会計より補助することが承認された.

6.委員会の年間計画・運営について
 次回以降の定例委員会のついて以下の日程とすることが確認された.

 第105回定例委員会
   開催日:2003年12月19日(金),開催地:関西,担当:酒井達雄副委員長,田中泰明委員

 第106回定例委員会
   開催日:2004年4月頃,開催地:香川,担当:白木 渡委員

7.研究分科会の件
材料学会関東支部との合同運営であるリスク研究会について酒井信介副委員長より活動状況が報告された.

8.その他
(1) 2003年8月に開催された本部門委員会幹事会について堤委員より議事録が報告された.
(2) 法人会員である石川島播磨重工業の鈴木章彦担当委員の退社に伴い,新たに弥富政享氏が担当を引き継がれることとなった.
(3) 本学会英文誌MSRIの存続が危惧されている状況について,学会内に検討のための委員会を発足して対応することになったとの旨,酒井達雄副委員長より報告があった.


研究討論会:
 1.自動車部品の強度と信頼性保証
     トヨタ自動車(株) 河本 洋 委員

 2.建設業における信頼性工学応用の現状と課題
     清水建設株式会社 鈴木 誠 氏

 3.情報産業における信頼性工学応用の現状と課題
     湘南工科大学 加藤肇彦 氏


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