第105回 信頼性工学部門委員会議事録
日時: 2003年12月19日(金) 11:00〜17:00
場所: 京大会館203,215会議室 〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9
出席者:岡部永年委員長,井浦 忠,伊原千秋,鏡渕英紀,菊川 眞,倉敷哲生,小木曽望,酒井達雄,
境田彰芳,高田毅士,田中泰明,堤 三佳,長岡 栄,中川隆夫,中易秀敏,藤原源吉,
藤山一成,の各氏 計17名
委員会議事:
1.前回議事録承認の件
堤委員より,前回の主な記載事項についての紹介があり,各事項を確認の上,承認した.
2.会誌材料特集号の件
会誌「材料」に2004年1月号予定の信頼性工学小特集について田中泰明委員より,編集作業の終了が報告された.また2005年1月予定の次回特集号については,今年度と同じく勧誘の責任者を倉敷委員に,編集委員会との間の事務的な作業等を田中泰明委員にお願いすることとした.
会誌「材料」に2004年秋から掲載予定の連載講座について,取りまとめ担当の岡部委員長より準備状況が説明された.連載講座については前回定例委員会議事により依頼原稿を認めてほしいとの提案を田中泰明委員より編集委員会へ行った結果,以下の回答があった(要約).
(1)企画において多数が依頼原稿にならないように配慮し,依頼原稿については編集委員会において希望理由や状況等を考慮して審議の上,その可否を決定する.
(2)依頼原稿の執筆者には,依頼時に担当の部門委員会から必ず入会を勧めてもらい,入会不可の場合は担当部門委員会が代わりに別刷購入等の学会への財政的援助を行う.
以上の申し合わせについては,2003年10月16日付けで発効となった.
3.第53期通常総会併設行事の件
次期第53期総会で本部門委員会が企画している下記併設行事について担当者より準備状況が報告された.
オーガナイズドセッション「機械・構造物の信頼性評価」
オーガナイザ:酒井信介,花木 聡
フォーラム「産業界における信頼性工学応用の現状と課題」
コーディネータ:岡部永年,高田毅士
4.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について,主査の酒井達雄副委員長より2003年12月5日に開催された第1回ワーキンググループの議事録が報告された.報告された主な議事内容は,@経過報告,A本学会標準「S-N曲線回帰法」およびソフトウェア改定,B学会標準の広報,であった.
5.JCOSSAR2003の件
2003年11月に開催された「第5回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR2003)」について実行委員長の酒井達雄副委員長より終了報告があった(参加者は272名,講演数は197件).
6.委員会の年間計画・運営について
次回106回定例委員会を以って任期終了となる岡部永年現委員長の後任は,酒井達雄現副委員長にお務めいただくことが承認された.
次回定例委員会の開催予定については以下のようとした.
開催日:2004年4月頃
開催地:香川,担当:白木 渡委員
7.その他
酒井達雄副委員長より,次回で任期終了となる岡部永年委員長の長年の功績を称えて部門委員会功績賞を贈ってはどうかとの提案があり,次回定例委員会以降での審議事項とした.
研究討論会:
1.金属の疲労破壊に関する理論的研究
京都大学 名誉教授 伊原 千秋 委員
2.奇抜な発想に基づく新発明の製品・技術へのあくなき挑戦
(株)いうら 会長 井浦 忠 氏
3.航空における電子航法の現状と今後
電子航法研究所 電子航法開発部 長岡 栄 氏