第106回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 2004年4月23日(金) 11:00〜17:00
場所: 香川大学工学部1号館11階 信頼性工学講座ゼミ室  〒761-0396 香川県高松市林町2217-20
出席者:岡部永年前委員長,酒井達雄新委員長,荒川雅生,石川 浩,井面仁志,織田信吾,香月 智,合田公一,白木 渡,高田毅士,堤 三佳,中易秀敏,平田英之,藤原源吉,森田 聡,山本規雄, の各氏.計16名

委員会議事:
1.委員長の交代
 長年にわたり本部門委員会の委員長をお勤めいただいた岡部永年愛媛大学教授が今回で任を終えられることとなり,退任のご挨拶をいただいた.また新委員長の酒井達雄立命館大学教授から就任のご挨拶をいただいて新旧の交代とした.

2.前回議事録承認の件
 堤委員より、前回の主な記載事項についての紹介があり、各事項を確認の上、承認した.

3.会誌材料特集号の件
 会誌「材料」に2005年1月号予定の信頼性工学小特集について,13件が投稿され編集委員会での審査手続きに入るとの旨,田中泰明委員と倉敷哲生委員より資料による報告があった.
 会誌「材料」に今年秋から掲載予定の連載講座について,田中泰明委員より,一部の執筆者の方が非会員であるため,前回定例委員会の議事にもある依頼原稿の手続きを早急に行ってほしいとの連絡があった.

4.第53期総会併設行事企画の件
 次期第53期総会の下記併設行事について,担当者より当日のプログラムが配布され準備状況が報告された.

   オーガナイズドセッション「機械・構造物の信頼性評価」
     オーガナイザ:酒井信介,花木 聡
   フォーラム「産業界における信頼性工学応用の現状と課題」
     コーディネータ:岡部永年,高田毅士

5.第20回材料・構造信頼性シンポジウムの件
 本年度に第20回材料・構造信頼性シンポジウムを開催することとし,審議の結果下記の要領で臨むこととした.会場・日程等の詳細は今後さらに審議することとした.

   開  催  日 :2004年12月2日(木),3日(金)
   会     場 :関西地区
   講演申込締切   :2004年9月中旬
   講演原稿締め切り :2004年10月下旬
   受付業務担当者  :堤 三佳委員

6.前年度事業報告・本年度計画の件
 田中泰明委員より平成15年度事業報告および平成16年度計画が提出された.同時に平成15年度収支決算および平成16年度予算案についても報告され,これらを承認した.

7.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について,主査の酒井達雄委員長より活動成果の一部を論文として前記の会誌信頼性工学小特集に投稿した(13件中の1つ)との報告があり,論文の概要が説明された.

8.部門委員会功績賞の件
 岡部永年前委員長の長年の功績を称えて部門委員会功績賞を贈ることが承認され,受賞手続きに入ることとした(授賞式は第53期総会併設行事企画であるフォーラムの場を借りる予定).

9.次回委員会開催計画の件
 次回以降の定例委員会および幹事会開催の日程について以下のように決定した.

  2004年度幹事会
    開催日:2004年7月中旬〜8月上旬頃,開催地:未定,担当:堤 三佳委員
  第107回定例委員会
    開催日:2004年9月29日(水),開催地:材料学会本部,担当:中易秀敏委員,倉敷哲生委員
  第108回定例委員会
    開催日:2004年12月15日(水),開催地:関東,担当:高田毅士委員,鈴木章彦委員

10.その他
 高田毅士委員よりICOSSAR2005(9th International Conference On Structural Safety and Reliability)への参加が呼びかけられた.


研究討論会:
 1.「デジタル画像を利用した3次元データの自動取得法について」
    香川大学工学部信頼性情報システム工学科 荒川雅生氏

 2.「優先順位決定問題へのニューラルネットワークの応用と合意形成」
    防衛大学校システム工学群建設環境工学科 香月 智氏

 3.「原子力産業における信頼性工学応用の現状と課題」
    鞄立製作所電力グループ原子力事業部原子力計画部原子炉計画グループ 佐藤憲一氏、織田伸吾氏


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