第107回 信頼性工学部門委員会議事録
日時: 2004年9月29日(水) 11:00〜17:00
場所: 日本材料学会3階 会議室 〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
出席者:酒井達雄委員長,浅山 泰,井口博行,伊原千秋,上野 明,河本 洋,倉敷哲生,小木曽望,田中泰明,堤 三佳,中易秀敏,花木 聡,藤原源吉,三好哲也,吉本知里,吉本元秀, の各氏.計16名
委員会議事:
1.前回議事録承認の件
堤委員より、前回の主な記載事項についての紹介があり、各事項を確認の上、承認した.
2.幹事会報告と幹事会構成の件
さる8月24日に下関市で開催された本部門委員会幹事会について議事録の確認を行った.主要な議事事項は,@幹事会・役員構成の件,A委員会名簿の整備の件,B第54期通常総会併設行事の件,C金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件,D委員会の年間計画について,E第20回材料・構造信頼性シンポジウムについて,の6項目であった.このうち@は,酒井達雄委員長からの幹事体制強化の提案であり,これまでの11名に加えて新たに9名の方々にご就任頂くこととなった.新体制は以下のとおり.
顧 問:岡部永年(愛媛大学)
委員長:酒井達雄(立命館大学)
副委員長:高田毅士(東京大学),中易秀敏(甲南大学)
会計幹事:田中泰明(京都大学)
庶務幹事:堤 三佳(愛媛大学)
企画/編集幹事:倉敷哲生(大阪大学)
常任幹事:上野 明(豊田工業大学),河本 洋(トヨタ自動車),合田公一(山口大学),小木曽望(大阪府大),酒井信介(東京大学),酒井 孝(高松高専),佐々木哲也(産業安全研究所),白木 渡(香川大学),花木 聡(兵庫県立大学),藤山一成(東芝),松村 隆(電通大),持尾隆士(近畿大学),森田 聡(関西電力)
<五十音順>
3.会誌「材料」特集号・連載講座の件
会誌「材料」に2005年1月号予定の信頼性工学小特集について,13件の投稿中6件についての掲載許可が得られ,特集号が成立する見込みとの旨,田中泰明委員より報告があった.同会誌に本年9月号から予定されていた連載講座が無事に掲載開始されたとの旨,酒井達雄委員長より報告があり,連載1回目の記事と委員長による序文が紹介された.
4.第54期総会併設行事企画の件
次期第54期総会の併設行事について本部門委員会からは下記のフォーラムとオーガナイズドセッションを企画することとした.
・フォーラム「機械・構造物の保守・点検と安全確保のあり方」
コーディネータ:倉敷哲生,酒井信介
・オーガナイズドセッション「材料・構造物の信頼性評価」
オーガナイザ:高田毅士,中易秀敏,合田公一,白木渡
5.第20回材料・構造信頼性シンポジウムの件
本年12月に開催予定の第20回材料・構造信頼性シンポジウムについて受付担当の堤委員より講演申込み状況の報告とプログラム案の提示があった.また,田中泰明委員からは会場の手配状況,倉敷委員からは収支概算が報告された.本シンポジウムの講演プログラム等各種案内の詳細は会誌11月号ならびに本部門委員会ホームページ(http://sinrai.jsms.jp/index.html)に掲載の予定である.
6.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について,主査の酒井達雄委員長より先に開催された第4回ワーキンググループの議事録が紹介された.主な議事内容は,@経過報告,A本学会標準に関する改正内容の再確認,Bソフトウェア改訂版による解析結果,C今後の作業計画,であった.
7.研究分科会の件
酒井達雄委員長より本部門委員会の活動の発展を目指した新分科会の設立が呼びかけられ,委員に広く提案を募ることとした.
8.次回委員会開催計画の件
本部門委員会の今後の主要な活動について以下のように確認・決定した.
・第20回材料・構造信頼性シンポジウム
開催日:2004年12月2日(木),3日(金),開催地:芝蘭会館別館(京都),担当:田中泰明,堤 三佳
・第108回定例委員会
開催日:2004年12月15日(水),開催地:関東,担当:高田毅士,鈴木章彦
・第109回定例委員会
開催日:2005年4月,開催地:中部,担当:河本 洋,上野 明
9.その他
1)新たに以下5名の方々が本部門委員会の委員として参加されることが承認された.
上野 明 氏(豊田工業大学先端工学基礎学科)
合田拓史 氏(香川大学大学院工学研究科知能機械システム工学専攻)
西村伸一 氏(岡山大学環境理工学部環境管理工学科)
林 祐宏 氏((株)本田技術研究所 和光西研究所)
浅山 泰 氏(核燃料サイクル開発機構 大洗工学センター)
2)インターネットWebでの情報公開に関して,日本信頼性学会より事務局経由で本部門委員会ホームページへのリンク願いの連絡があり,これを承認した.
(日本信頼性学会のホームページ:http://real.i-juse.co.jp/)
研究討論会:
1.「パターン抽出による物体認識」
神戸大学大学院自然科学研究科 情報・電子科学専攻 吉村元秀氏
2.「ヒューマンエラー分析への認知工学的アプローチ」
豊橋創造大学 経営情報学部 メデイア・ネットワーク学科 三好哲也氏
3.「信頼性解析手法PMAとロバスト設計との関連性」
大阪府立大学大学院 工学研究科 機械系専攻 小木曽 望 委員