第108回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 2004年12月15日(水) 10:45〜17:00
場所: 東京大学山上会館001会議室  文京区本郷7-3-1
出席者:酒井達雄委員長,岡部永年,河本 洋,倉敷哲生,合田公一,下川利行,鈴木章彦,高田毅士,高橋 潤,堤 三佳,中易秀敏,林 祐宏,藤山一成,森 保宏,森田 聡,山本規雄(代・岡本和之), の各氏.計16名

委員会議事:
1.前回議事録承認の件

 堤委員より、前回の主な記載事項についての紹介があり、各事項を確認の上、承認した.

2.会誌「材料」特集号・連載講座の件
 会誌「材料」に2005年1月号予定の信頼性工学小特集について,6件の投稿論文と1件の委員会報告の計7件で成立との旨,倉敷委員より報告があった.酒井達雄委員長からは同特集号での巻頭言の紹介と,同会誌に連載中の講座について後続の編集状況が予定通り順調であるとの報告があった.

3.第54期総会併設行事企画の件
 次期第54期総会の併設行事として本部門委員会が企画する下記フォーラムとオーガナイズドセッションについて各担当者より準備状況が報告された.なお,各行事中の基調講演においては非会員講演者が1名までとの学会規定があるため,講演予定者の会員資格を確認することとした.

 ・フォーラム「機械・構造物の保守・点検と安全性確保のあり方」
   コーディネータ:倉敷哲生,酒井信介
 ・オーガナイズドセッション「材料・構造物の信頼性評価」
   オーガナイザ:高田毅士,中易秀敏,合田公一,白木渡

4.第20回材料・構造信頼性シンポジウムの件
 本年12月に開催された第20回材料・構造信頼性シンポジウムについて田中泰明委員から会計報告資料が提出された.

5.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」に関して,主査の酒井委員長より刊行予定の本学会金属材料疲労信頼性評価標準改正版の概要が報告された.刊行後に委員へ広報して販促に努めることとした.

6.学会賞推薦の件
 日本材料学会平成16年度学会賞について酒井達雄委員長より趣旨説明と応募が呼びかけられた.メーリングリストを通じて委員へ広報することとした.

7.新企画の件
 第53期総会併設の信頼性フォーラムで基調講演をいただいた加藤肇彦氏(湘南工科大)より情報信頼性に関する内容で本部門より単行本を出版してはどうかとの提案があり,次回委員会以降で具体的計画を検討することとした.
 また,本部門委員会の国際進出として藤山委員より韓国との合同企画行事開催の提案があり,実現に向けて検討することとした.

8.次回委員会開催計画の件
 本部門委員会の今後の主要な活動について以下のように確認・決定した.

 ・第109回定例委員会
   開催日:2005年4月22日(金),開催地:愛知(トヨタ自動車),担当:河本 洋,上野 明

 ・2005年度幹事会
   詳細未定

 ・第110回定例委員会
   開催日:2005年9月,開催地:関西,担当:中易秀敏,小木曽望

 ・第111回定例委員会
   開催日:2005年12月,開催地:関東,担当:未定



研究討論会:
 1.「タービンの確率論的寿命評価とリスクベース保全」
    (株)東芝 電力・社会システム社 電力・社会システム技術開発センター 藤山一成 委員

 2.「リスクベースメンテナンス」
    石川島播磨重工業株式会社 基盤技術研究所 高橋 潤 氏

 3.「建築分野における耐久性評価技術」
    名古屋大学大学院 環境学研究科 森 保宏 氏


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