第114回 信頼性工学部門委員会議事録

日時: 平成18年12月21日(木)10:45〜17:15
場所: 東京電力(株)技術開発研究所 5階会議室(議事・研究討論会) 〒230-8510 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4-1
 東京電力(株)「電気の史料館」(見学会) 同上
出席者:酒井達雄委員長,板橋 遊,越智保雄,河本 洋,黒岩智樹,合田公一,鈴木章彦,田中泰明,堤 三佳,寺前哲夫,中易秀敏,藤原源吉,松村 隆,森田 聡,の各氏.計14名

委員会議事:
1.前回議事録確認の件
 酒井委員長より前回議事録の主な記載事項についての紹介があり,各事項を確認の上,承認した.

2.会誌・特集号および連載講座単行本出版の件
 会誌「材料」に平成19年1月で予定していた信頼性特集号について,編成に必要な掲載可能論文数を確保できず不成立との旨,田中泰明委員から報告があった.掲載可能分については普通号にて対応することとした.
 連載講座の単行本化企画について,担当代表の河本洋委員から編集状況が報告された.入稿に遅れがあるものの,出版時期については当初目標どおりとして著者・編集者に協力をお願いすることとした.

3.第56期総会併設行事の件
 次期第56期総会併設行事で本部門委員会から企画しているフォーラムとオーガナイズドセッションについて,担当者から準備状況が報告された.フォーラムについては合田公一委員,高田毅士委員に講演者交渉をお願いすることとした.

   フォーラム「生体材料・医療機器開発の現状と今後の展望」
    オーガナイザ:持尾隆士,合田公一,生体・医療材料部門委員会より2名
   オーガナイズドセッション「材料・機械・土木・建築分野での安全性と信頼性」
    オーガナイザ:倉敷哲生,白木 渡,高田毅士

4.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 酒井達雄委員長より,本学会における技能検定・認定制度材料試験技術検定制度の設立計画が紹介された.この中で疲労試験技術については金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会が支援してはどうかとの案が出され,信頼性工学部門委員会としては支援の方針が確認された.なお,本検討委員会は疲労部門委員会との合同組織であり,詳細については疲労部門委員会と相談の上,協力することとした.今後に詳細を検討することとした.

5.軽量航空機信頼性分科会の件
 軽量航空機信頼性分科会について,平成18年11月に開催された航空機疲労設計分科会・航空機信頼性分科会・材料強度確率モデル研究会の3者合同研究会議事録と,立命館大学での試作機製作状況が報告された.

6.学会賞推薦の件
 平成18年度の日本材料学会論文賞,技術賞,学術奨励賞,学術貢献賞への候補推薦を委員に広く呼びかけることとした.

7.次回委員会開催計画の件
 本部門委員会の今後の主要な活動について以下のように確認・計画した.
 
 第115回定例委員会
   開催日:平成19年4月20日(金),開催地:日本材料学会(京都)
   担当:田中泰明,倉敷哲生
   研究討論会テーマ:ライフライン,供給システム関係
 
 平成19年度幹事会
   開催日:平成19年8月,開催地:日本材料学会(京都)
   担当:田中泰明

 第116回定例委員会
   開催日:平成19年9月(案:14日),開催地:九州地区(案:五島列島)
   担当:酒井達雄,坂本英俊
   研究討論会テーマ:軽量航空機開発関連

 第117回定例委員会
   開催日:平成19年12月(案:4日),開催地:関東
   担当:高田毅士,町田隆志
   研究討論会テーマ:未定

8.その他
1)平成18年12月に開催された第22回材料・構造信頼性シンポジウムの終了報告があった.
2)本学会が共催の安全工学シンポジウム2007について,本部門委員会から「材料に関する信頼性」と題してOSを企画するとの旨,酒井達雄委員長より報告があった.


研究討論会:「リスク評価・解析における信頼性問題」
 1.管寄ドレン管損傷原因追求と対策実施について
     東京電力(株)火力部 火力エンジニアリングセンター 設備技術グループ 黒岩 智樹 氏

 2.多孔質セラミックスの押込み強度の信頼性
     電気通信大学知能機械工学科 松村 隆 委員


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