第115回 信頼性工学部門委員会議事録

日時:平成19年4月20日(金)11:00〜17:00
場所:日本材料学会 会議室 〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
出席者:酒井達雄委員長,伊原千秋,倉敷哲生,合田公一,鈴木得功,田中泰明,堤 三佳,中川隆夫,中易秀敏,藤原源吉,森田 聡,山口 彰,吉田 衝,の各氏.計13名

委員会議事:
1.前回議事録確認の件

 酒井委員長より前回議事録の主な記載事項についての紹介があり,各事項を確認の上,承認した.

2.今後の委員会活動について
 本部門委員会が例年開催している材料・構造信頼性シンポジウムの運営方針について,田中泰明委員から実行委員会を組織するとともに開催時期を見直してはどうかとの提案があり,今後の幹事会等で詳細を検討することとした.また,本部門委員会の今後の主要な活動について以下のように確認・計画した.
 
 平成19年度幹事会
  開催日:平成19年8月,開催地:日本材料学会(京都)
  担当:田中泰明

 第116回定例委員会
  開催日:平成19年9月(案:20-22日),開催地:九州地区(案:五島列島)
  担当:酒井達雄,坂本英俊
  研究討論会テーマ:軽量航空機開発関連

 第117回定例委員会
  開催日:平成19年12月(案:4日),開催地:関東
  担当:高田毅士,町田隆志
  研究討論会テーマ:未定

3.会誌連載講座の件
 本年度に予定していた本部門委員会の会誌連載講座「リスクベース工学の新展開」について,掲載が開始されたとの旨,報告があった.なお,一部原稿に遅れはあるものの編成の変更で対応することとした.

4.連載講座の単行本発行の件
 連載講座の単行本化企画について,庶務担当の堤委員から執筆者からの原稿が出揃い,査読作業に入ったとの報告があった.出版時期については当初目標どおりとして著者・編集者に協力をお願いすることとした.

5.第56期総会併設行事の件
 5月に開催の本学会第56期総会の併設行事について,本部門委員会から予定している下記フォーラムとオーガナイズドセッションの計画と内容を確認した.

  フォーラム「生体材料・医療機器開発の現状と今後の展望」
   オーガナイザ:持尾隆士,合田公一,生体・医療材料部門委員会より2名
  オーガナイズドセッション「材料・機械・土木・建築分野での安全性と信頼性」
   オーガナイザ:倉敷哲生,白木 渡,高田毅士

6.金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会の件
 本部門委員会と疲労部門委員会の共同による「金属材料疲労信頼性評価・設計法検討委員会」について主査の酒井委員長より,標準文書の英文版出版作業およびデータベース構築等の活動状況が報告された.

7.軽量航空機信頼性分科会の件
 軽量航空機信頼性分科会について,平成19年3月に開催された航空機疲労設計分科会・航空機信頼性分科会・材料強度確率モデル研究会の3者合同研究会議事録と,立命館大学での試作機製作状況が報告された.

8.JCOSSAR2007開催要領の件
 本学会が共催で本年6月に開催予定の「第6回構造物の安全性・信頼性に関する国内シンポジウム(JCOSSAR2007)」について開催要領の確認を行った.


研究討論会:
1.被害地震データの統計的整理と再現期間
   神戸大学名誉教授     中川隆夫 氏

2.安全評価の判断基準と確率・統計的方法
   大阪大学大学院      山口 彰 氏


戻る